ヘッドライン

【経営】IT業界からブラックを排除しないのなら、SIerもブラックである

1 :海江田三郎 ★ :2015/10/13(火) 10:50:35.22 ID:???.net
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/463805/100800055/
「情報サービス産業の未来は大きく輝いており、これからの若者にふさわしい産業である。
私たちには、情報サービス産業をより魅力ある産業に変革する使命がある」。
情報サービス産業協会が2015年10月7日に発表した「JISA Spirit」の一節だ。これを読んで、
恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしなくても済むSIerの経営者がいたら、ぜひ手を挙げていただきたい。

 NTTデータなどJISA会員企業のSIerの経営者だけにお聞きしているのではない。富士通、NEC、日立製作所といった
日本のIT業界を主導し、SIを主な生業とするITベンダー(以下、SIerに統一)の経営者にもお尋ねしている。
なぜ、SIerを頂点とする受託ソフトウエア開発、保守運用の業界が「若者にふさわしい産業」に脱皮できずに、
ここまで来たのか、そろそろ真剣に反省すべきだと思う。
 私が問題にしているのは言うまでもなく、人月商売に基づく多重下請け構造の“闇”だ。
確かにSIerや二次請けの受託ソフトウエア開発会社などは、働きやすい職場づくりを目指し様々な
施策を打ってきたのは承知している。ただ、その対象はあくまでも自社の社員にとどまる。
多重下請け構造を使って“調達”した技術者は蚊帳の外だ。そうした技術者がどうなろうと、
人を大事にするSIerも見て見ぬふりを決め込んでいた。
 SIerから言わせれば「そうは言ってもねぇ。大人の事情を分かってよ」といったところだろう。
米国のITベンダーのようにパッケージソフトウエアやクラウドのビジネスモデルを確立できなかった以上、
人海戦術によるSIビジネスに傾注せざるを得ない。SIの需要は景気に合わせて大きく変動するから、
自社の社員の雇用を守るためには外部の“安全弁”に依存せざるを得ないわけだ。

 だが、いかに自社を良い会社にしようが、偽装請負まがい行為が横行し、需要がしぼむと容赦なく人を切り捨てる
ブラック的な業界構造を放置していては、日本のIT業界は絶対に「魅力ある産業」にならない。
その結果、日本全体のIT力は米国などにますます水をあけられる。
これは国家的損失である。IT業界のリーダー的立場にあるSIer、特に経営者は抜本的な変革に乗り出すべきである。

「人が50万円で売れた」と平気で言う経営者
 多重下請け構造のピラミッドの底辺あたりで話を聞くと、本当にゲンナリすることが多い。
4次請け、5次請けのITベンダーの経営者は、よく平気で「3人が単価50万円で売れた」などと言う。
人月単価50万円の案件を受注し3人の技術者をアサインした、ということだろう。
彼らには「プロジェクトを受注した」とか「技術力を売る」といった発想がまるでなく、「人売り」の感覚しかない。
 こうしたITベンダーが「人を売った」ところで、プロジェクトが終了すれば、その技術者の仕事は無くなる。
運よく「次の売り先」が見つかればよいが、不況などで案件がなければどうなるのか。
SIerなど大手ITベンダーなら、採算割れでも「戦略案件」と称して安値受注に走り、
余剰となった技術者をそのプロジェクトにアサインするという奥の手があるが、小規模なITベンダーだとそうはいかない。

 「人を売る」と平気で言うITベンダーの経営者は、人を切り捨てるのも平気だ。ただ、相当にブラックな企業であっても、
経営危機でもないのに一方的に社員をクビにすることは許されない。そこで「A(人の名前)は90万円で売れた。
Bは80万円だ。なのにお前はなんだ!」などと言って追い込み、自己都合退社にもっていく。
そうしたITベンダーにいる技術者はそれを「強制自己都合退社」と呼ぶらしい。

 他にもひどい話がいろいろとあるが、あまり生産的でないのでこれぐらいにしておく。
その代わりに、IT業界の実態に初めて触れた人が、思わず口に出した言葉を再掲する。
「もうビックリです。日本にこんな産業がまだあるなんて。まるで蟹工船」(関連記事:IT部門の仕事を請けるな、そうすれば技術者は幸せになる)


20 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:37:23.09 ID:N8bL3pxa.net
>>1
日本のITは本当にオワコン
信じられないぐらいのローテクぶりだからな…
某隣国と同じで基礎研究を全くせず土方みたいに労働力売買してるだけ

いずれ海外発のネットワークビジネスにフルボッコにされて終了だろう


3 :海江田三郎 ★ :2015/10/13(火) 10:51:09.80 ID:???.net
 私の知る限り、こうした実態は30年以上前からまるっきり変わらない。冒頭に書いたように、
SIerなどごく一部の大手ITベンダーのみが“良い会社”“働きやすい会社”になっただけである。
もちろん、そうしたSIerの職場環境の改善は、「人売り」のITベンダーの多大な“貢献”と、
そこで働く、あるいは働いていた大勢の技術者の犠牲のうえに実現したものなのだ。


 もちろん、SIビジネスにおける多重下請け構造の底辺の実態は、頂点に君臨するSIerの経営者も現場の
技術者も見て見ぬふりをしているだけで、百も承知だ。下請けの下請けの、そのまた下請けの・・・といっても、
大概の場合、ユーザー企業のオンサイトでSIerの技術者も、下請けの下請けの、
そのまた下請けの技術者まで一緒に働いているからだ。
 SIerはキックオフなんかで、「プロジェクトに参加する技術者は企業の枠を超えて、
完遂に向けチーム一丸となって頑張ろう」などと美しい話をする。
だが、チームのメンバーには冷厳な待遇格差が存在する。同じ仕事をする仲間なのに、というか、
SIerの技術者はプログラムを書かないから、下請けの技術者のほうがはるかに働いているのに、
下請けの技術者の給与は相当に低く、将来も保証されない。
 そんなわけで、さすがのSIerの経営者や経営幹部も「人月商売を続けていてはダメだ。
多重下請けの問題も解決しなければ」とは話す。より正確にいうと、景気が後退し始めてSIへの需要が減少してきた時には、
必ずそんな話をする。要は、仕事が減り自社の技術者を食わせなければいけないので、
「構造改革で内製力を強化」などと称して下請けのITベンダーを切り始めたときに、そんな話をするのだ。
 だが、再び仕事が増えてくると、そんなことはすっかり忘れてしまう。大量の案件をさばかなくてはならないが、
将来の事を考えて社員はそれほど増やさない。再び多重下請け構造をフル活用して、
技術者をかき集めるのだ。そう言えば、そんな時期にあったSIerの経営幹部は
「いやぁ、人が足らなくてね。これからは多少ブラックなベンダーにもお世話にならないといけないな」と真顔で語っていた。

 もう少し言えば、SIerの新規事業への取り組みも見事に同期する。不況になると「多重下請け構造の解消」と共に、
「自社のビジネスモデルの転換」を叫んで、クラウドなど新規事業に取り組み始める。だが好況になり技術者が足りなくなると、
新規事業チームから容赦無く技術者を引き抜き始める。かくして新規事業は霧散。こんなことをSIerは長年にわたり繰り返していた。

結局のところ、IT業界にブラック的要素が構造として組み込まれ、今まで存続してきたのは、
SIerなどが米国のITベンダーのような近代的ビジネスモデルを構築するのを怠り、
IT関連とは思えないほど“ローテクな”人月商売に安住してきたためだ。
そのことは、下請け仕事に甘んじてきたITベンダーにも言える。
 もちろん、その背景には日本のユーザー企業の奇妙な習性があった。
パッケージソフトウエアなどをそのまま使うことを好まず、自社独自のシステムを求めるのに、
多くのユーザー企業が自分たちで作ろうとしなかったのだ。SIerやそれにぶら下がる下請けベンダーは、
「仰せの通りに」と丸投げ案件を請け負えば、楽に儲かった。この人月商売があまりに美味しすぎたので、
変革への意思はスポイルされ続けてきたのだ。
 だが、これからの世はデジタルビジネスの時代。ユーザー企業の多くがビジネスのデジタル化に取り組み始め、
IT予算も急速にIT部門から事業部門に移りつつある。冒頭に紹介したJISA Spiritでも
「あらゆる産業がソフトウェアを駆使して、新たなイノベーションを起こしていくデジタルビジネス時代」と記しているぐらいだから、
SIerの経営者もそのことは先刻ご承知だろう。
 今後、SIという名の人月商売は急速にシュリンクする。今のようなビジネスでIT業界全体が食えるのはせいぜい5年、
と私は予測する(関連記事: SIerの余命は5年、オオカミは本当にやって来る)。
それまでに、クラウドなどをベースにした新しいサービスビジネス、そしてユーザー企業と協業するような
新たなビジネスモデルを構築できないと、滅びの道を歩むしかないだろう。
 「何をオーバーなことを言っているのか」といまだに思うSIerの経営者がいたとしたら、
顔を真っ赤にしながらでもよいからJISA Spiritを100回ほど読み、考え直したほうがよい。
そして「これからの若者にふさわしい産業」に脱皮すべく全力を挙げるべきだ。さもないと、
「IT業界のブラックな構造を利用して商売を続けたSIer」との汚名を着たまま、滅びるしかない。


4 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:03:30.54 ID:WSDWhan4.net
長いって


5 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:04:25.27 ID:ZvAQZqdc.net
日立以外と仕事したことあるが、富士通、東芝、NEC は超絶ブラック部門で、
毎日深夜残業が当然みたいな社員ばっかりで、
気の毒だったな。


6 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:05:46.35 ID:4/drs1C0.net
SIerは滅びないだろ、使い捨てに出来るIT土方が次々に供給されてるんだから。
精々10年で使い捨てていけば良い。だからこそ30年も続いてる訳だし。

実際にはもっと前から続いてる体制、、
「CSKの印をつけたトラックが荷台にプログラマーをのせて運んで来る」とか言われた。
もっとも、CSK自体はもう無いけど。


7 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:08:20.02 ID:Azs0d9Uo.net
製造系SIerはまだましだろ、絶望しかないのが商社系SIer


8 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:08:39.24 ID:QfEueJiQ.net
電話債券って募集して法律変えて返さないなんてブラックすぎる


9 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:11:09.64 ID:U/tBJizH.net
は?このブラック言われる所以の構造を作ったのが、
まさにSIerなんだが
この連中が頂点に下請け多数を食わせてやってるんだろ


10 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:12:04.30 ID:WNzIYfxq.net
使い捨てのIT奴隷制度を変えないとな・・・・
まぁかわらないだろうけど


11 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:18:29.28 ID:O/pndDRw.net
ムリムリ絶対変わらない
ITには寄るな触れるな関わるなを合言葉に行き着くところまでいって頂きたい


12 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:19:13.58 ID:s/Sny2pX.net
SIerがやってること自体が技術不要の単純労働の再委託なんだから

技術が身に付いた(ということにする)
→単金アップを要求
→SIerからしてみたら技術より労働力が欲しいだけなので切り捨てる

の流れで、要は若いのを使い捨てにし続けることで利益が稼げる
モデルがもう完成している。
端的には、今の日本で技術者が不要というのが原因。
必要とされているのは技術者ではなくて安い労働者という現実。
本当に必要な技術者は社内に抱え込むか海外から仕入れるからね。


18 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:26:01.01 ID:O/pndDRw.net
>>12
売上比率が国内より海外のほうが高くなってる会社
日本的なSIとか使わなくなってるからな

アホと役所が日本のSIと心中すりゃいいのよ


13 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:21:15.62 ID:4tPWyq9/.net
ブラック 
文句あるなら人月に変わるシステムを提案しろよ!


14 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:23:48.01 ID:AfOCtsYI.net
IT=ブラック、もう変わらんよ。残業代無し、出来高制。どんだけハロワに仕事出してんだよw


15 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:25:34.41 ID:fsGR5zbP.net
とっくの昔に追い越してるだろうに。


16 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:25:35.32 ID:mvfAdDhC.net
結局は
>米国のITベンダーのようにパッケージソフトウエアやクラウドのビジネスモデルを確立できなかった
これに尽きるんだけどね。
ずっと負け戦をやってる状態。
最近では「負け戦とか文句言うな。大人の世界は厳しいんだよ」と開き直ってる感すらある。


17 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:25:50.34 ID:z/qm9ZDL.net
>こうした実態は30年以上前からまるっきり変わらない。

永久に変わらねーだろ


19 :名刺は切らしておりまして :2015/10/13(火) 11:31:14.35 ID:WJou7jmo.net
まぁ会社起こして旨い汁吸いたい寄生虫企業家がIT奴隷を作り出しているからなぁ。


元スレ:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1444701035

関連記事

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

二郎

IT業界に努めるサラリーマンが
興味を持ちそうな記事を中心に
まとめています。

どうぞよろしくお願いします。

最新記事(画像つき)
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
スポンサー